出会い系

梅毒の傷は 主として 外陰部 膣 肛門 直腸に見られます

梅毒のワクチン(予防接種)はありません

病原診断 確定診断の基本は病原体の分離、検出であるが、第1期と皮膚病変のある第2期の場合を除き、かなり困難である。臨床の現場では、臨床症状と血清反応の組み合わせによって診断することが多い。ただし、第1 期の症状が現れても血清反応の陽性化まで1週間程度の期間があるので、この時期には下疳などの病巣部から病原体検出を積極的に試みる必要があり、実際検出されることも多い。具体的には、病巣部の浸出漿液をパーカーインキで染色して、顕微鏡観察を行う。 血清抗体は感染後、初めに脂質であるカルジオリピンに対する抗体価が上昇し、次いでTreponema に対する特異的抗体価が上昇する。抗カルジオリピン抗体は感染、治癒に応じて比較的良く上昇、下降するため、治療効果の判定にも利用される。しかし、抗原が特異的なものではないため、生物学的偽陽性反応がありうる。一方、抗Treponema 抗体は特異性は高いが、治癒後漸減はしても完全な陰性化は困難なため、過去の梅毒感染との区別がつきにくい。そこで、スクリーニングとして抗カルジオリピン抗体を測定し、陽性であった場合には(場合により期間をおき)、抗Treponema 抗体も測定し、それでも陽性の場合に血清学的確定診断とするのが現実的方法である。

感染後3年以上経過すると梅毒の第3期(あるいは晩期)の症状が出現する可能性があります。梅毒の第3期(あるいは晩期)の症状も多彩なものが出現する可能性があります。筋肉の動きの協調ができなくなる。麻痺。痛みを感じにくくなる。だんだんと目が見えにくくなる。認知症あるいは人格の変化。性的不能。ずきずきした痛み。心臓血管の閉塞あるいは瘤。皮膚・骨・肝臓・その他の器官の腫瘤あるいは「ゴム腫gummas」。激しい腹痛・嘔吐。膝の障害。足の裏や足指の深い傷。これらの障害は、死因となるほど重症となる場合もあります。

梅毒の病原体である Treponema Pallidum という細菌は、日本と関連が深いです。この病原体を発見したのは、Fritz Schaudinn (1871-1906)というドイツの動物学者ですが、渡米してロックフェラー研究所にいた野口英世(1876-1928)が名をあげたのは、この病原体に関した研究でした。また、秦佐八郎(1873-1938)は、ドイツ留学中にエールリヒと協力して梅毒の治療薬であるサルバルサンを発見しました。

Treponema Pallidum という細菌は、梅毒の傷との直接の接触により、人から人へと感染します。梅毒の傷は、主として、外陰部、膣、肛門、直腸に見られます。唇や口の中に見られることもあります。性交渉中のこの梅毒の傷との接触により、人から人への感染が起こります。また、梅毒に感染している妊娠中の女性では、お腹の中の赤ちゃんへの感染が起こりえます。便座、ドアの取っ手、水泳プール、温泉、風呂などでは、感染しません。

妊娠中の女性が感染した場合、死産となったり誕生後すぐに赤ちゃんが死亡したりする確率が約40%あります。母親が梅毒で治療されなかった場合、あるいは母親が妊娠34週を過ぎてから梅毒の治療を受けた場合、そのような母親から生まれた赤ちゃんは、40-70%の確率で梅毒に感染しています(先天性梅毒)。赤ちゃんは症状もなく生まれるかもしれませんが、すぐに治療しなければ数週間以内に症状が出てきます。そのような症状・徴候はたいへん重症です。皮膚の傷、ときに血液が入った鼻水、口の中のべとべとの斑、手足の骨の炎症、肝臓の腫れ、貧血、黄疸、小頭などです。発達の遅れや痙攣発作を起こしたりもします。感染した赤ちゃんの12%が病気のために亡くなります。

梅毒によって生じた陰部の傷は、HIV(エイズの病原体)を受け渡しやすくしますし、HIVを受け取りやすくします。梅毒に感染していると、HIVに感染する確率は2-5倍に高くなります。アメリカ合衆国では、梅毒に感染している人が多い所で、HIV(エイズの病原体)に感染している人の伸びも大きいです。

梅毒は、Treponema Pallidum という細菌によって起こされる性感染症( STD : sexually transmitted disease:性交渉によって感染する病気)です。アメリカ合衆国の1998年の統計によれば、20-39歳の人で多く見られ、女性より男性にやや多く見られます。アメリカ合衆国では、人種・民族間での発生率にもっとも違いの見られる病気の一つとされています。アフリカ系アメリカ人での発生率は、白人での発生率の約34倍です。アメリカ合衆国では、1998年の把握された患者総数に占める各人種・民族の割合は、アフリカ系アメリカ人が80%、白人が13%、ヒスパニックが6%その他が1%となっています。

梅毒の病原体である Treponema Pallidum という細菌に対する抗体を測定する検査法として、TPHA法(間接赤血球凝集反応法)、FTA-ABS法(間接蛍光抗体法)などがあります。

梅毒(ばいどく、Syphilis。黴毒、瘡毒(そうどく)とも)は、スピロヘータの1種である梅毒トレポネーマ (Treponema pallidum) によって発生する感染症である。第一感染経路は性行為であるため性病の1つとして数えられるものの、妊娠中、出生時の母子感染による先天性梅毒もある。梅毒の徴候や症状は、4段階でそれぞれ異なる。

お互いが梅毒に感染していないことがわかっていて、お互い以外には性交渉の相手がいない二人では、梅毒になることはありません。梅毒かどうかわからない相手と性交渉があるときは、最初から最後まできちっとコンドームを使用することが、梅毒の予防となります。梅毒であるかどうか確定することは、医療機関での検査でしかできません。外見上なんの異常もなさそうに見えても、梅毒の傷は、膣や直腸や口の中に隠れていることがあります。性交渉の後で放尿したり陰部をよく洗ったりしても、梅毒を含む性感染症( STD : sexually transmitted disease:性交渉によって感染する病気)の予防にはなりません。特に陰部における、いつもと違う分泌物、傷、発疹などが出現したときには、性交渉を控え医療機関を受診することが大切です。

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治療・予防 基本的にはペニシリンG の大量投与であり、日本では、ベンジルペニシリンベンザチンの120 万単位を2 ~4 週間にわたり内服する方法がよく行われる。また、アンピシリンが使われることもある。 米国では筋注が基本であり、神経梅毒の場合には髄液中の濃度を高めるため、さらに5倍量程度のペニシリンを静注、さらに適宜ペニシリン排泄阻害剤を併用している。ペニシリンアレルギーがある場合にはテトラサイクリン、エリスロマイシンを使用するが、これらの薬剤は髄液への移行が悪い。したがって神経梅毒の場合、ペニシリン脱感作を行ってペニシリンを投与するのが勧められる。妊婦に対しても基本的には同様に行うが、胎児への副作用のためにテトラサイクリンは使用しない。妊婦にペニシリン治療を行った場合、新生児は同時に治療できたと考えてもよいが、アレルギーのためにエリスロマイシンを使用した場合には、本薬は胎盤を通過できないので、新生児は出産後改めて治療する必要がある。かつて使用されたクロラムフェニコールは、副作用として重篤な血液疾患をひき起こす場合があり、現在は使用されていない。現在のところ、本菌に対する薬剤耐性菌の報告はない。 治療効果の判定には、抗カルジオリピン抗体の減少と臨床所見を経時的に追跡する。抗カルジオリピン抗体の完全な陰性化は起こらないか、仮に起こるとしても長期間を要するので、抗体価の絶対値ではなく、減少傾向があるかどうかをみることが重要である。 予防としては、感染者、特に感染力の強い第1 期及び第2 期の感染者との性行為、疑似性行為を避けることが基本である。コンドームの使用は効果が高いが、疫学データからすると、淋菌感染症の場合ほどには完全でないことが示唆されている。

梅毒の血液検査(血清反応)では、感染後約4週間は感染していても「陰性(梅毒に感染していない)」という結果が出てしまうので、最近に梅毒に感染した疑いがあるときはもう一度検査をすることがあります。

梅毒のワクチン(予防接種)はありません。感染して梅毒の病原体である Treponema Pallidum という細菌に対する抗体ができても、その抗体によって梅毒の感染を防ぐことはできません。

梅毒の第二期は、体の一部分あるいは多くの部分で、通常かゆみがない発疹の出現で始まります。発疹は、硬性下疳( chancre )が消え始めるのとともに現れる場合もあれば、硬性下疳( chancre )の消失の数週間後に現れる場合もあります。発疹は、ざらざらした、1ペニー銅貨のような斑として手のひらや足の裏に出現することがあります。あせものような発疹として現れることもあります。かさやイボやにきびのようなものとして全身や陰部に現れることもあります。べとべとした白い斑として、粘膜に現れることもあります。梅毒で現れることがある発疹は多彩でしかも他の病気でも同様な発疹が現れることもあり、医師の診断を迷わせます。欧米で百面相( great imitator )にたとえられることがある理由です。ときとして、発疹がたいへんわずかで目立たない場合もあり、気づかないうちに消えてしまう場合もあります。発疹は通常2-6週間出現していますが、やがて消えてしまいます。発疹以外にも、発熱、リンパ節腫脹、のどの痛み、斑状の脱毛、頭痛、体重減少、筋肉痛、疲労などが出現することがあります。梅毒の第1期および第2期の症状が出ている間は、特に、他の人を感染させやすいです。